孤独な私がおしゃべりしたい時間

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【新卒必見!!】失敗しない先輩との付き合い方

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こんばんは、魔女 (@korokorokemari) | Twitterです。

 

4月に入り環境が変わった方は新生活になれてきましたか?

 

もしかして、そろそろ「人間関係」に悩んでいませんか?

仕事の中では上司・先輩・取引先・同期など…

沢山の人と「それぞれの付き合い方」で付き合っていかないといけませんよね。

 

特に先輩は上下関係もあって中々関係を処理しづらいもの。

・相手は親切でやってくれているかもしれないけど、付き合うのがダルい

・アドバイスがウザい

・いつも顔色を伺わなきゃいけない

なんて思ってても口に出して相手に反論するのは難しいですよね。

 

今日はそんなあなたに「先輩との付き合い方のコツ」をお届けします!!

どうぞ最後までお付き合いください。

 

日常の人間関係より「飲み会」がしんどいという方は【新卒者へ】会社の飲み会は行くべき?同期or上司 - 孤独な私がおしゃべりしたい時間もご覧ください★

 

1.【大前提】どんな人間も「人付き合い」から逃げられない!!

私自身、人付き合いが苦手です。

 

苦手、というか付き合い方があんまりわからないんです…。

だから普段は特定の人としか付き合いません。

 

だけど、仕事ではそうはいかないですよね。

 

特に指導の先輩、部署の同僚や取引先…

付き合う人を会社が決めてくるのが「会社員」。

 

他のお仕事でも自分一人では成り立ちません。

必ず「仕事相手」や「お客様」がいて

どんなに嫌でも避けることも切ることも出来ない相手、いますよね。

 

でも簡単に社交的になれたりしないし…

というか、別に今の性格を変えたいんじゃない。

もしかしてこの人を苦手なだけなのかも…?

 

と思ったあなた、同士です!!

一緒に人間関係の荒波、乗り越えましょう!!

 

↓↓ちなみに、性格を変えたほうがいいのでは…?と思うあなたへ↓↓ 

witch-of-book.hatenablog.com

 

 

2.会社員になって出会った苦手な先輩

ちょっとだけ、私のエピソードを…

 

会社に入ったばかりの新人の頃

右も左も分からず

「兎に角先輩の言うことを吸収して働かなきゃ!!」

と毎日指導社員にくっついて仕事をさせてもらっていました

 

仕事を少しずつもらえるようになってからも

その先輩にアドバイスをもらいながら進んでいたのですが…

徐々に気が重くなって会社に行きたくなくなりました。

 

その理由とは… 

 

・先輩のアドバイスは半ば強制

指導の先輩以外の先輩の意見なども参考にして考えた結果指導の先輩のアドバイスと違うことをやると、先に進んで疑問点を質問しても、「もう道は分かれたから笑」と質問に答えてもらえない。

 

・先輩のアドバイスに従って、別の社員から怒られても先輩は助けてくれない

「あの人○○だよね~」と後でこっそり愚痴っぽく言ってくれるものの仕事を助けてくれたり、文句を言われている時に一緒にいても基本は知らん顔しかしてくれませんでした。 

 

・わからないことを聞きたくても、機嫌が悪いと相手にされない

話しかけても「はぁ⁉」と半ギレ気味に返されて本当にへこみました…。

 

・相手の機嫌が良いときはいい先輩の顔で沢山話かけられる

 すっごく忙しい時に「最近どう?悩んでる?」と声をかけられてそっから小一時間おしゃべりに付き合い…気づけば私は残業、先輩は「お先に~」なんてことも何度もありました。

 

この4点が繰り返し起こるうちに、

段々会社に行くのが憂鬱になりました。

パワハラでもセクハラでもない。

だけど毎日が苦痛だったんです。

 

3.ごめんなさい!「善意」の人でも苦手です

断っておきたいのは、私も先輩が「善意」で「仕事」として

指導してくれていることは理解しています。

(それにたいていの場合、優しいです)

 

とは言え、新人だとそもそも従わざるを得ないですし、

善意でやってくださっていることに批判的な視線を向けること自体、

私が悪いように捉えられそうで他の人にも相談できませんでした。

 

そんな訳でこんな時は本に相談!!とばかりに本屋へダッシュ!!!

 

そんな時、先輩の行動の「捉え方」を変えてくれたのがこの本でした。

 

「人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方」

(著:おのころ心平/同文舘出版)

人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方 (DOBOOKS)

人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方 (DOBOOKS)

 

 

この本の「はじめに」、ではこんな文章が…

 そして、「あなたのことを思って」とられる行動、というのはたいていはうまくはいきません。自分はそんなことを求めているわけでもないのに、相手はあなたのためにやっていると思い込んでいるので、うまくいなかった場合に責任の所在が明らかにならないからです。

 

それな!!(完全同意)

 

私がやりたいと思っているわけではないから気持ちは入らないし、

そもそも言われた通りにやっているだけだから、意味が分かっていない。

そんな中で責任なんて取ることも出来ない。

 

先輩もまた「あなたのためなんだから自分でなんとかしなさい」とそっぽむいてる。

 

 どうしたらいいのか分からず右往左往して、

でも先輩には「関係ない」から助けてくれなくて、

いつも目隠しをされて歩き続けているような不安を抱えていました。

 

4.「善意」の人は境界線を越えまくる!!

「人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方」では

この問題にどう対処するか、相手にどのような態度を見せるのが有効か

書かれています。

 

実践的な内容かつ読みやすい文体ですので

同じお悩みを抱えている方は是非一度ご覧ください!

 

さてさてこの記事ではもう少し問題を掘り下げてみます。

 

「人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方」では

「決定権」という要素に触れられているのですが、

 

私はこの問題・苦痛の本質は相手が決定権を奪ってくることにあると考えています。

 

「あなたのため」という傘を借りて

本来であれば自分自身が選択し責任を負う部分の

「決定」の部分だけを相手が握っている状態だから

イライラするのです。

 

つまり、私自身のことなのに主導権がない状態が苦痛を生んでいるのです。

 

5.人は結局相手の立場に立つことはできない

「相手の気持ちになって考えてみなさい!」と

幼いころは母によく言われたものですが、

これって結局のところ

 

「私が相手の立場だったら嫌なこと」→「私が嫌なこと」

 

を考えているのであって、当たり前ですが主観からは抜け出せていないですよね

(ただし体感としてはこれに自覚的な人は非常に少ないように思います。)

 

 つまり、先輩も結論自分のことしか考えていない!!‼‼‼

 

先輩を批判しているんではなく、捉え方として

「先輩は先輩の目線で」善意になることを言ってくれているんです。

 

「私」がどう思うかは、天地がひっくりかえっても、

先輩にはわからない。せいぜい出来ても想像まで。

 

仕事は当然やった自分が責任を負うわけですから

「先輩のアドバイスに従うかどうか」

これを選択する権利があるはずです。

 

私は新人の頃、これに気付いていませんでした。

だから先輩の指導をすべて鵜呑みにし、

 

「従わなければならない」と思い込んで

毎日が苦痛だったのです。

 

しかし社会人として成長するには、

ひとりの先輩の言うことを鵜呑みにするのではなく、

 

 色んな人に仕事のやり方を聞いてみたり

「私はこう思うんですけど…」と質問できるくらい調べたりして、

そのうえで先輩のアドバイスに向き合うことが必要なのだと思います。

 

大事なのは「自分がこれを選択した」と思って責任をとれるか、腑に落ちているかということなのではないでしょうか。

 

6.「あなたのために言っている」という免罪符

先日【基本の基本】仕事で「本当に必要な」コミュニケーション能力!! - 孤独な私がおしゃべりしたい時間でご紹介した

『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』(日本実業出版社)で安達裕哉さんが下記の様に述べています。

 

(上司や指導者が少なからず「本気でその人のことを思っている」ことに触れたうえで)

だが、それにもかかわらず、「おまえのために言ってるんだ」という言葉を使う必要はない。

なぜならば、この文言は一種の免罪符」だからである。「私はこの人を傷つけてよい」という免罪符だ。

 

正にその通りですね。

「あなたのために」に騙されないで自分の道を歩みましょう! 

 

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

 

 

↓↓『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』(日本実業出版社)についてはこちらに詳しく↓↓

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7.まとめ「説得と誘導」

学生時代、恩師に言われた言葉で印象に残っているのが

「どんな言葉にも説得と誘導の意思が隠れている」

というものです。

 

誰の言葉にも発話者の望み・願望が込められている。

そして、往々にして相手の望み通りにこちらが動いて失敗しても、

その責任は取ってくれないのです。

 

「こいつのせいでこんな思いしなきゃならないなんて…」と

毎日ムカつくくらいなら、そんなアドバイス無視してもいいと思います!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

魔女 (@korokorokemari) | Twitterでした!!

 

人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方 (DOBOOKS)

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