どんな理屈より感情?2.5次元舞台は原作の延長か
こんばんは。
マンガは大好きですが辛うじて
アニメとキャラソンまでしか行けない
魔女です。
今回は「2.5次元好き」という
ジャンルについて考えてみました。
あなたは2.5次元世界、お好きですか?
自分の好きな
小説やマンガが実写化されるのは
嬉しいですか?
※2.5次元とは
マンガやアニメなど
2次元のものを舞台化など
実写化することです。
1.原作好きとはイコールじゃない!「2.5次元好き」というジャンル
これは何作品かの2.5次元舞台を見て
感じたことなのですが…
原作が好きなことと
2.5次元舞台が好きなこと
これは本質的にバラバラのことなのかな
と思います。
なにを当たり前のことを、と
思うかもしれませんが
こう言い換えるとどうでしょうか。
原作がそれほど好きじゃなくても
その2.5次元化された舞台を
好きになることもある。
2.原作なんて関係ない!感情が全て
具体的に
某国擬人化マンガの舞台と
テニスマンガの舞台とを
比較してみましょう。
私は
国擬人化マンガ→2.5次元舞台好き
テニスマンガ→原作好き
です。
まず国擬人化マンガについて。
この作品の原作は挫折しました。
絵は可愛いのですが、
キャラ数が多く徐々に誰が誰か分からず…
舞台はたまたま人に誘われていきました。
実は私が行ったのは生舞台ではなく
映画館。
すでに終わった公演の映像を
ということで面白そうなので行くことに。
そこで心を掴まれたのは、
本当に一瞬でした。
冒頭にバックステージの映像が流れ
そこで
「今日の公演が最後」「やりきろう」
という会話が交わされていました。
涙声で。
たったそれだけ、
それだけで惹きつけられました。
ファンでなくても
その声色に誘われて
泣きそうになる。
一気に引き込まれて
「頑張れ!!!」と応援する
気持ちになりました。
もっと言うと
作品を応援するのではなく
その舞台そのものを
応援する感覚。
作品そのものへの感情ではなく
演者への感情が
好意を生んだのです。
3.原作への愛情が邪魔するパターン
私は某テニスマンガが大好き。
どれくらい好きかと言うと
全巻買ったマンガを友達にあげて
もう1セット買い直したくらい
好きです。
そんな大好きな作品が舞台になる!
「原作がリアルになっている」
のを見たい…!!
その一心で会場へ走りました。
動きがキレキレで
ダンスもバレエのような動きがあったり
ものすっごい綺麗!!
ものすっごい綺麗!!だけど…
原作で設定されている
「中学生男子」なら
歌ったり踊ったりするのは
恥ずかしいはず…(オタクですみません
1つの「ミュージカル」としては
楽しめましたが
「原作ファン」として
作品を楽しむことはできませんでした。
4.まとめ
2.5次元舞台は
•原作の再現性で魅せる
•俳優で魅せる
•ミュージカルとして魅せる
など多方面に展開できる
「原作」とは独立した
エンターテイメントだと思います。
原作を知らなくとも
とにかく感情を惹きつけられれば
お客を食いつかせられます。
反対に原作ファンは
そもそも原作になんらかの
感情を持っていますから、
むしろ取り込みが難しい側面が
あるかもしれません。
2.5次元舞台では活躍されている
俳優さんが主要な舞台ほとんどに
出ることもあるようなので、
俳優さんのファンでの集客は
かなり多いのかもしれませんね。
あなたは、
自分の好きな
小説やマンガが実写化されるのは
嬉しいですか?
ご意見伺えると嬉しいです!