孤独な私がおしゃべりしたい時間

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月平均15冊以上本を読む魔女の読書記録と心に残ったあれやそれ。

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同僚も姿の見えないお客様も、基本の接し方は同じ‼「どうすれば、売れるのか」

先日、「伝え方が9割」

「仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?」

を比較しながら

 

・自分の願望を通すコミュニケーション

・仕事における「関係性」のコミュニケーション

 

について述べました。

↓↓詳しくはこの記事を↓↓

witch-of-book.hatenablog.com

 

・自分の願いを通したい相手

・同僚・上司

 

それぞれとの関係性の築き方を考えたわけですが、 

私たちにはまだコミュニケーションをとる相手がいます。

そのひとつが「お客様」です。

 

お客様は場合によっては

姿の見えない相手(卸を介してコンテンツを販売する相手など)。

 

あなたはご自身のお客様と

どうお付き合いされていますか?

 

私は商品を企画し制作する仕事に

関わることが多いですが、

その一方で商品が全く鳴かず飛ばずに終わることが大半。

 

こういう人が買ってくれるように…と

企画段階で練ってはいるものの、

 

実際にはその方々に刺さっていない

(または想定するような人物がいない)

 

というのが私にとっての現実。

それでは一体どうすれば

お客様の心を捉えられるのか。 

 

今回はそれを考えていこうと思います。

 

 1.お客様とどう向き合うべきか。

お客様とのコミュニケーション。

 

その土台にあるのは

結局のところ「売れるのか/売れないのか」

「好きになってくれるのか/好きになってくれないのか」

 

「どうすれば、売れるのか?」(著:木暮太一/ダイヤモンド社

どうすれば、売れるのか?―――世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方

どうすれば、売れるのか?―――世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方

 

 

この本でまず一発食らう一文を…

 

「質が高いということがわかれば、

いろいろ感じ取ってくれるのでは?」と考えるのは、

かなり危ないです。

質が高いから何なのでしょう?

質が高いことはわかりますが、

そもそも私にそれは必要なのでしょうか?

お客さんの中にはそういう疑問がわいてきます。

 

こ、心が痛い…

 

「質が高い」「一生懸命やった」「心がこもっている」

全部「私(たち)」が主語ですよね。

 

もちろん制作の過程での苦労は美談にこそなれ、

お客様に届くことは殆どなく

 

私=お客様にとってそれが

「必要なのか」「必要じゃないのか」

 

この1択が購買の場面でものを言います。

 

つまり商品を提供する立場であれば

「あなた=お客様が望む状況・結果が得られるのか」

を踏まえて商品を作ることが重要なのだと

木暮さんは著書の中で語っています。

 

これって「仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?」で安達さんが述べていた

 

コミュニケーション⇒相手の求めることに気づき、それを提供する行為

 

と重なる部分が非常に多い印象です。

すなわち、目の前にいる同僚・上司と接するように

お客様へと接することがカギとなるのです。

 

 

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

 

 

 

witch-of-book.hatenablog.com

 

 

2.「売れないコンテンツ」と「売れるコンテンツ」

さらに本書では

 

・売れないコンテンツの3つの特徴

・売れるコンテンツの4つの特徴

 

を挙げ分析しています。

要約すると

 

売れないコンテンツ→自分が別に欲しくないもの

売れるコンテンツ→自分なら買う

 

です。

めちゃくちゃシンプルですね笑

当たり前と言えば当たり前。

 

しかし実際の現場では

 

○○な人は買ってくれるのでは?

(自分とは全然違う境遇だからわからないけど)

 

と全く架空の人物を想定し

そこで「自分なら買うのか」という点を

検討することは実はかなり少ないのではと思います。

 

具体的に本書で語られている

売れるコンテンツの4つの特徴は

 

①ベネフィット

②資格

③目新しさ

④納得感

 

役に立って、その論を展開する説得力が制作者・論者にあって、

「あ、こういのう欲しかった…!!」という新しさと

「確かに~」という納得感。

 

どれも「買ってよかった」と思える商品に言えること。

 

特に私はビジネス書を読む場合

役に立たなかったり、

なんでこの人がこの論を展開しているの…?というちぐはぐ感が

次回作の購買欲を低下させることを

身をもって感じます。

 

3.エンタメコンテンツはどう考える?-ビジネスと芸術の間で 

ここまでの内容は一応腑に落ちます。

 

しかし、マンガや映画、ゲームなど

実用性よりエンタメ性を重視するコンテンツの場合

 

・ベネフィット

・目新しさ

 

という2点はどのように検討すればよいのでしょうか。

 

「エンタメ」というジャンルは

「おもしろさ」「楽しさ」「快感」が求められ、

何かしらの不便や疑問を解消したり

課題を解決する側面は

小さいと思います。

 

もちろん、それぞれのユーザーの心に

寄り添うことはあっても、

それのみが企画の軸では

かなり客層が縛られてしまいます。

 

エンタメ性を重視するコンテンツの場合にも

実は同様の軸が検討できるのか。

それとも全く別の軸があるのか。

 

5.そんな訳で連続企画

この疑問を解消するにあたって

作品個別の成功体験をまとめた

書籍を読むのは勿論なのですが

 

それだけだとつまらない!!

 

ので、自分が触れたコンテンツの

 

・何がおもしろいのか

・何がヒットの要因だったのか

 

を記事で触れていきたいと思います!!

そのなかで

エンタメ性の強いコンテンツがヒットする法則

を見出せるのか…⁉

 

To be continued...

 

※連続性の高い記事をやってみると

おもしろそうだな、という企画です。

取り上げて欲しいコンテンツなどございましたら

コメントただけますと嬉しいです~

 

 

仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?

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どうすれば、売れるのか?―――世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方

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