孤独な私がおしゃべりしたい時間

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【嘘だらけはNG】就活面接で一番大事なのは「選ばれること」より「選ぶこと」

こんばんは、魔女です。

 

そろそろ部署に新卒社員が配属になる頃。

Twitterでは就活セクハラが話題になっていますね。

Twitterの検索窓に「就活」と入れると

「就活 終わらない」「就活 死にたい」と出てくる。

 

わかります。私も就活の時死にたくなりました。

 

だけど、就活の途中で気づいたんです。

「こんなことに人生の全てをかけるのは馬鹿らしい!!!」

 

そんなわけで今日は「就活」で一番大事だと思うこと、を

お伝えします!!

今苦しんでいる就活中のあなたが、笑顔になれますように。

 

↓↓既に会社員の方にはこちらの記事がおすすめ↓↓ 

witch-of-book.hatenablog.com

 

 

witch-of-book.hatenablog.com

 

1.就活で一番大事なこと

就活で一番大事なこと、

それは「決まらなくてもいいや」と思うことです。

 

「決まってほしい~」

「決まらなかったらどうしよう」

 

という悩みが就活で最も大きい悩みだと思います。

この悩み、根本的な問題は

「相手に」選ばれなかったらどうしよう、と

相手が主語で考えている部分にあります。

 

これだと主導権は自分になく、常に心が読めない相手に全てをゆだねるため、

非常に不安定になりやすいです。

 

大事なのは「自分が決めること」。

「選ばれること」より「選ぶこと」を軸にしてください。

 

2.こんなスタンスでもちゃんと社会人になれました!!

 

大丈夫、こんな私でもきちんといまは会社員をしています。

 

【社会人としての魔女】

大学3年の3月就活開始⇒大学4年の7月に最終内定

4社の会社から内定をいただきました。

現在勤めている会社は中小企業くらいの会社で

月残業時間は30~65時間。

業界は元々好きだった本に関する業界で

自分としてはこの就活は成功だったと思っています。

 

3.【驚きの姿勢】就活生の実際とは

昨年、OB訪問を受けて驚いたのは

 

・どの会社でも受かればいいです!!

・どの会社も面接でも「第一志望です!!」といいます

 

と言っていたこと。

 

恋愛で考えて欲しいです。

「誰でもいいから付き合いたい!!」という人と、

付き合いたいですか?

 

興味のない企業の面接でもある程度研究すれば話を合わせられるはず、

と思っているかもしれませんが、

興味があるのかないのか、話せばこちらはわかります。

 

実際のOB訪問を受けた学生さんは

出版社に行きたい!

マンガの仕事がしたいんです!!

と言いながら受けたい企業のリストには

ファッション誌を中心に出版している会社ばかり。

大手のマンガに強い会社には受からないと思うから…と言いつつ

ファッション誌は全く読まないとのこと。

 

そんなあなたが面接で一体何を話すのでしょうか?

入社できたとして例えば40年間、

「ファッション誌が好き!」という嘘をつき続けられるでしょうか?

 

4.あきらめるな!!「あなたが」選べ!!

忘れないでほしいのは企業側だけでなく

「自分にも選ぶ権利がある」ということです。

行きたい会社なのか、自分に相応しい会社なのか、自分が選べばいいんです。

面接を受けて違和感があれば選考に受かっても蹴っていいんです。

 

私は就活中にこのことに気付きました。

 

とある会社での面接のこと。

某就活セミナーの中でこの会社の社長の講演を聴き、惹かれて面接に応募。

約束の時間から15分以上待たされ、「お待たせしました」もない。

面接官の女性はとある趣味で「マツコ会議」にも出たことある

話題の○○女子だ、という話をしばらく聞かされ、げんなりしていました。

 

この会社はなんとなく合わなそうだな…と思っていた時

「あなたの夢はなんですか?」と聞かれました。

 

私の夢は「世界平和に貢献すること」です。

スケールデカすぎだろ、って思いましたか?

そうなんです、すみません…笑

 

これ色んな理由があって「世界平和」という言葉にまとめているんですが、

それを説明する前に開口一番

「え、じゃあ総理大臣にでもなるしかなくないですか?wwwwwwwwwwwwww」

とクソほど爆笑されました。めっちゃくちゃ傷つきました。

 

面接官>>>>>>>>>>就活生

という圧倒的な力関係の中、私はへらへら笑うしかなかった。

だけど帰り道、自分の夢を笑われたことがとにかく悔しかった。

 

例えこの会社に受かったとしても40年働き続けるのは無理でした。

もちろんこの会社の面接は落ちたんですが、傷つけられた挙句

「あなたを選びませ~~~~んんんwwwww」と笑われているかと思うと

一層絶望しました。

 

5.エージェントは信用するな!!

エージェントに騙された話をします。ガチです。

 

母子家庭で育った私は就活浪人はできない。

何とか1社は決めて親孝行したいと思っていました。

(大学4年の5月頃~6月あたま頃まで全く決まっていませんでした)

そこで思いついたのがエージェントでした。

 

エージェントサービス

・キャリタス

マイナビ

リクナビ

なとが提供するサービスです。

 

就活生に担当エージェントがついて面談をし、

募集の来ている企業とマッチングしてくれます。

エージェントが企業との適性を見てくれるので

自分で企業を探して面接を受けるよりは大外れが少ないかと思い利用しました。

 

以前「嫌われる勇気とは~」という記事で書きましたが、

大学時分は心理学を学んでいました。

 

↓↓心理学について触れた記事↓↓

witch-of-book.hatenablog.com

 

当然就活の時は心理学の分野への就職も検討。

とはいえ私は大学院へ行く経済力がなかったので

臨床心理士などの職業は無理。

 

心理検査」と呼ばれる心理状態を測定するテストを作成する会社を

エージェントの方に紹介していただきました。

 

 エージェントには面接は2度、

社長面接と先輩社員と一対一の面接があると伺いました。

先輩との一対一の面接ではブロックで自分を表現し

それについて話すというものだと聞いていました。

 

何人もの先輩がエージェントを通してその会社に内定したと聞き、

初めから合格する人数もある程度決まっているので

安心して受けるように言われました。

 

心理学には

 

・描画(木や家の絵などを描いて心理状態を見るもの)

・箱庭(砂場で川を作ったりアイテムを置いて庭を作る心理状態を見るもの)

 

こういったものを作って内面を表現する⇒それを読み取るという療法があります。

作ったものが内面を表現するのは勿論、

作っている最中に当事者が意識しない「何か」が出てくることもあります。

簡単に言うと内面に関わるとっても繊細な作業です。

場合によっては作っている人が何かがおかしいと感じたり、

気分が悪くなったりすることもあります。

 

当時の面接では「自分の人間関係についてブロックで表現しろ」という内容でした。

 「先輩の言いなり~」の記事でも書きましたが、私は人間関係が苦手。

 

witch-of-book.hatenablog.com

 

ブロックで作業していると、

他の人をイメージした島と自分の居る島が別れたイメージが現れ

なんとなく悲しい気持ちに…

それでも一人の先輩社員と話すのなら何とか説明できるなと思い

完成を告げて一度退出。

私が部屋を離れている間に先輩が作品を見てくださってその後部屋に戻り

作品を見ながら面接をする、と告げられました。

 

5分後…呼び戻されて部屋に戻ると、

何と先輩社員が10人いました。

10対1の面接。

 

しかも10人が私が自分の人間関係を表現したブロックを見ながら、

にやにやしながら

「これ悲しくない?」

「他人との距離感やばくない?」

とか言っていて、頭がくらくらしてきました。

 

心理検査を作る会社の人たちが、こんなにも他人の心理を暴くことに

配慮がなく無神経であることにドン引きしました。

何より頼りにしていたエージェントが、

面接について嘘をついていたこともがっかりしました。

 

でも冷静に考えたら、仕方がない。

彼らの仕事は企業の望むような人員を紹介し、

それに対して報酬をもらう。

就活生がどんな気持ちでいるのか、就活生の人生がどうなるのかなんて

どうだっていいんです。

企業面接も同じ。上長から命令を受けた社員が自分の利害、

部署の利害などを考えて面接をしています。

あなたのことは誰も考えてくれません。

 

そんな奴にどうして自分の人生を任せられますか?

自分の人生、自分の心は自分で守らなければ傷つけられるばかりです。

 

6.「行けるかどうか」より「行くかどうか」

ちなみに、「好きなものを仕事にする」を、推奨するわけではありません。

それは私自身が根本的に働くのが好きではないから笑

私は結果的にやりたいことを仕事にできましたが、休めるなら休みたいです笑

 

「好きなことを仕事にしろ」「熱中しろ」という声が

近年どんどん大きくなっていますが、好きなことを仕事にしても、

仕事が全くつらくなくなったり、毎日楽しいことしかないわけではありません。

 

それでも好きなことを仕事にしたらこだわりを持てたり、いざという時に踏ん張れることはあると思います。

 

ただ、好きなことに関係した仕事を狙うと面接で話せることが増えます。

これは圧倒的なアドバンテージになります。

知らないことを面接に向けて張り付けるよりは、

自分の好きなこと・やりたいことを自信をもって話す方が気が楽になります。

 

そうすれば普通の会話と同じ。

「面接」と構えず「会話」をしながら、この会社はどんな会社なのか、

先輩社員はどんな人なのかを新しい人と友達になる様に見ていくのです。

嫌な人なら離れればいい。

人間関係と同じです。

 

「選ばれること」より「選ぶこと」。

これを忘れず、就活に臨んでみてください!!

きっと明日のあなたは笑っているはずです。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

 

↓↓新しい自分になりたい、変わりたいと思ったら↓↓ 

witch-of-book.hatenablog.com