孤独な私がおしゃべりしたい時間

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【政治的主張?】viviと自民党コラボで思うこと

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こんばんは、魔女です。

今日はタイムリーに

vivi✖️自民党のコラボ企画について考えてみたいと思います。

 

 

今回の企画の問題点

今回の企画の問題点は大きく2つだと思います。

 

•若者向けファッション雑誌が政党とコラボするのはOKか

•この企画に「政治的な主張」はないのか

 

「政治的な意図」は明らかにあります。

それは講談社の広報担当が述べている

 

若い女性が現代の社会的な関心事について自由な意見を表明する場を提供したいと考えました

引用元記事→リダイレクトの警告

ということですよね。

 

Viviが今回果たすべき役割

「若い人に政治に興味を持ってもらいたい」

 

この考え方については、やり方はどうであれ、確かにいい機会かも、と思います。

 

若い人たちにとって

「年金がー」「教育がー」「政治がー」

なんて言ってる人はみんな中年だし、

憧れてるオシャレな人たちは

みんな浮世離れして

政治についてなんて語らない。

そんなことベラベラいうなんてカッコ悪いし、私たちにカンケーないこと、て感じのはず。

 

すっごく身近な雑誌で、可愛いモデルさんたち(Vivi girl)が語るなら耳を傾けるかもしれません。

 

政治的な主張が無い方が問題?

この企画をめぐっては

「政治的な主張があるのかないのか」

この点が話題を呼んでいます。

 

これについて、実は「ない」が本当なのでは…?

と個人的には考えています。

 

「政治的な主張」ではなく「金」に動かされているのでは、と…。

 

実際問題、自分たちの信念があるなら

まだマシだと思います。

 

 

 

本当に政治的な主張がないなら

それはそれで本当に喜ばしいのですが、

その裏側には人の心を扇動しなくとも、

大金を積めば簡単にプロパガンダを製造しまくれる時代が来たという事実があると思います。

 

僕たちの政治的主張じゃない!!

お金をもらったから「広告」として載せたんだ!!

 

と主張すれば、拡散力のあるメディアもただのビジネスだと主張すれば、責任から逃れられるのです。

 

雑誌の不況と広告の話

少し脇道に逸れますが、

出版業界はもともと「雑高書低」と言われており、雑誌の売り上げがかなり多くを占めていました。

 

しかし時代はインターネット大航海時代

雑誌など買わなくとも簡単に情報が片手に飛び込む世の中です。

当然、雑誌の売り上げも落ちました。

 

雑誌は雑誌そのものの売り上げは勿論、広告収入も産み出す多面的な商品でした。

けれども今や雑誌を手に取る人が少なければ、当然広告を出す企業も減るもの。

 

多面的な商品ですら八方塞がりの状態に追い込まれました。

 

そんな中、高額の広告掲載依頼が来たら、

どうなるでしょうか?

 

Viviの詳しい売り上げ、広告掲載状況は把握していませんが、雑誌不況の荒波は Viviにも襲いかかっているはずです。

 

今回の企画の背景には出版業界そのものの問題も潜んでいるのではないでしょうか?

 

日本は一億総傍観者社会 もう1つの問題

もう一つこの事件に伴って気になったのは

 

「どうするのでしょうか?」

「みんなもっと怒れよ!!」

 

と言った数々のツイート。

 

最近の年金問題をはじめとした政治的なトレンドに関する主張を見ていて気付いたのですが

 

私たちはこうした自体に直面した時、

もはや「誰か何とかして!!」「みんな何とかして!!」と自分以外がきっと何とかしてくれる、という考えにしがみつくようになってしまった気がします。

(お前もブログ書いてるだけだろ、て言われたらそうなんですが)

 

私たちの社会は、待っていたらずーっと成長する、なんて時代を超えて新しい、誰も体験したことのないことが、誰も体験したことのないスピードで起こりすぎる時代へ飛び込みました。

 

だから自分たちが当事者意識を持って、責任を持って、自分を守らなければならないと思います。

 

ブロガーにとって政治的な意見を述べることはマイナスでしょうか?

私はそうは思いません。

社会の一員として、考えるべきことを考えていきたいです。

 

あなたはどう思いますか?

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!!魔女でした!!

魔女 (@korokorokemari) on Twitter