孤独な私がおしゃべりしたい時間

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月平均15冊以上本を読む魔女の読書記録と心に残ったあれやそれ。

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【大解剖】魔女はいかにして魔女になったか

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こんばんは、魔女です。

 

先日のツイートで「生き方論」を読みたい、というご意見をいただきました!ありがとうございます。

 

そんなわけで今日は「魔女は何者なの?」というお話をしたいと思います。

 

魔女は何故

 

・強く生きろ

・他人の言葉に惑わされるな

・自分の責任は自分で引き受けろ

 

と言うのか。

その理由をお見せしたいと思います。

 

↓↓強く生きろ!!↓↓

witch-of-book.hatenablog.com

 

 

↓↓「アドバイスと責任について」についてはこちら↓↓

witch-of-book.hatenablog.com

 

 

 

魔女は会社員

 

身もふたもないですが、

魔女は普通に会社員をしています。

 

超大手企業でも

ベンチャーバリバリでもないです。

 

大学も退学してないし

留学も3週間の短期だけ。

 

勿論英語もしゃべれない。 

 

特別なことはなーんにもない会社員です。

 

コンプレックスが死ぬほど強い

 

ただ、死ぬほど学歴コンプです。

 

勤め先が学歴がいい人ばかりで

自分の学歴が恥ずかしいし

 

なによりも「一度も受験に成功しなかった」という事実が

自分の能力の低さ、無価値さを証明していると常に感じています。

 

一度もうまくいかなかった受験

中学受験、高校受験、大学受験…

全部第一志望には入れませんでした。

 

クラスの中ではそれなりに

勉強ができた方でしたが、

志望校に入れたことはありません。

 

元々新しいことを知るのが好きなので

勉強は好きだったのですが結果にはつながらず…

 

親からは

 

「金をかけて勉強させても、

大したことない奴」

「残念な子」

「金食い虫」

 

など素敵な言葉をいくつも貰いました。

本当にありがとうございます。

 

母親と私

母親は「あなたは自慢の娘!!」と言ったかと思えば、

帰宅してただいま、と言っても

夕食まで口をきいてくれない日もありました。

 

何か悪いことをしたか聞いても

「無視なんてしてないよ!聞こえなかったんじゃないの?」と

あしらわれるだけ。

 

同じ部屋の中で話しかけてるのにそんなことはあるわけがない。

 

段々と、母親が分からなくなり

私の中では「嘘つき」でしかなくなりました。

 

人生を揺るがした大学退学未遂

私の生き方を大きく変えた事件が最初に起きたのは

大学在学中でした。

 

昼休みにお弁当を食べていると

学生課から一通のメールが…

そこには

 

  • 学費が未納であること
  • 規定の日に納入されなかったので督促状を出したこと
  • 書面の猶予期間を過ぎているのに、未納なこと
  • 月末までに半期分の学費を入れなければ退学になる

 

ということが書かれていました。

 

少しさかのぼりますが 

高校生の時に両親が離婚し、

母が私を育ててくれました。

 

大学の学費も母が払ってくれていたのですが、

学費用のお金を生活費に使い込んでしまい、

未納に。

 

そのままお金がないので

督促状を無視していたのでした。

 

なにより勉学が自分の全てだった私は

ショックで母に激昂しました。

 

母はいつもは

「勉強があんたの好きなことなんだから、

無理にたくさんバイトなんてしなくていいよ〜」

といい母親ぶっていましたが

 

その時は 

「私は一生懸命やってる!!愛情もある!!

あんたが自分で全額学費を稼がないのが悪い!!

私は中学の時からバイトして学費を払ってたんだ!!

親不孝者!!!」

 

と言いました。

 

お金がないと言いながら冷蔵庫を2台使ったり、水道出しっ放し電気付けっ放しの家族に文句も言わないで、プライベートブランドは絶対買わない、服はブランドものの母が叫びました。

 

これは私と母の間にずっと横たわっている大きな溝でした。

 

母は中学時代に母の父(私からみると祖父)と大喧嘩し、

自分の費用はすべてアルバイトで稼ぐようになりました。

(今考えると嘘みたいですが、もう40年以上昔、地方での話です)

 

そこから「一度も親の金に頼ったことがない!」が誇りの母は、

私の高校の進路面談でも

「大学の学費はすべてアルバイトさせて稼がせるので奨学金は要りません」

と言って先生に止められていました。

 

幸運にも担任の先生は私が「勉学」に興味を持っていること、

ゆくゆくは学者になりたいと思っていることを理解し

そのためにどんな道を歩むのが最適か熱心に考えてくださっていましたので。

 

私は幼い頃から「貧乏」だと言いきかされ、

進路を選ぶときも

「公立の上から順に下がっていって自分の成績の当てはまるところに入れ」

と言われていましたので「生きたい学校」「やりたいこと」なんて

考えさせてももらえませんでしたが、

 

・冷蔵庫が2台ある自宅

・水道出しっ放し電気付けっ放し

プライベートブランドは絶対買わない

・母の服はブランドもの

 

で本当に貧乏なのかという疑念を持つ余地は与えられていました。

 

それから浪人したりしながらも

なんとか大学生になった私ですが、

 

その大学でやっと学業の努力に実をつけることが出来ました。

 

成績優秀者として特別金をもらい、

指導教授の言葉添えで北京に学びに行けたり、

 

母もそんな私を「自慢の娘ー」などと外では言っていましたが

家ではいつも

 

「あんたは勉強しかできないから」

「やっても意味ないバイトばっかり」

「自分の稼ぎもないくせにデカい口きくな」

 

と言っていました。

 

だから

「私は一生懸命やってる!!愛情もある!!

あんたが自分で全額学費を稼がないのが悪い!!

私は中学の時からバイトして学費を払ってたんだ!!

親不孝者!!!」

 

と言われた時

え?これで最大限の努力してるの?

 結局バイトばっかりして成績悪かったら卒業できないんだけど?

そんな長期的な目線も持てないくらい馬鹿なの?

てかお金ないのに無駄遣いしてるのは「最大限の努力」なんだ?

 

とか兎に角いろんな、いろんな感情が頭を過って、

完全に親への信頼をなくしました。

 

気まぐれに感情で振り回されて

それでも外では「自慢」と言われる娘でいようとしたけど、

もうどうでもいい。

 

そう思って親戚に死ぬほど頭下げて

怒鳴り散らされながらもお金を借りました。

そして母への信頼を完全に失いました。

 

泣くな、歯を食いしばれ

「ピンク?お母さんはその色嫌いだな」

「100点だったらすごいけどね…」

「アンタが勉強ができるから、○○がやる気失っちゃったのよ!!どうしてくれるの!!アンタのせいで○○の人生ボロボロ」

「アンタってお父さんに似てて嫌な奴」

 

勿論20年以上育ててくれました。

愛情はあるでしょう。

でも私の心にはそれ以外の何かが沢山残りました。

 

それでも、親に言われて今でもためになったなと思うことが一つあって、

それが

「泣くな、歯を食いしばれ」

です。

 

学校で嫌なことがあった時、思い通りにいかなくて癇癪を起しそうになった時、

絶対に泣くのは許されませんでした。

 

どんなに悔しくても、泣くな。

その代り実力をつけて見返せ。

 

幼いときはその突き放された言い方にさらに傷ついていたものでしたが、

退学事件の時実感しました。

 

泣いている場合じゃない。

人生は短い。

泣くより成長して、嫌な奴らと離れる実力をつけろ。

 

 

私は誰よりも幸せになりたい

 

それでも、親に義理は感じていましたので

就職して実家の大黒柱となり

(本当に家族の中で私の収入が一番大きい状態です)

育てていただいた恩を返そうと思っていました。

 

ただ、就職してから

 

・家族の学費を代わりに払って

・家電買いたいからお金貸して

 

なんてむしり取られているうちに

義理なんて言ってるのもあほらしくなって家を出てしまいました。

 

だって私にお金借りようとする前に

つけっぱなしの電気消すことすらしないんですから。

 

そしてもう一つ、私にパートナーができたことも

実家を出る後押しとなりました。

 

パートナーは私にとって

はじめて「一緒にいるだけでいいんだよ」と

成果ではなく存在を受け入れてくれる人でした。

 

これは私にとって人生最大の幸運かもしれません。

 

ただ、母親は自分の望む収入基準を超えていないこと、

年齢が私より随分上なこと、正社員じゃないことを理由に

毛嫌いして、いつも別れるように言ってきます。

 

あんたのためを思って…って言ってるけど

本当なんでしょうか?

 

私にはわかりません。

でも母親と一緒にいるよりパートナーと一緒にいると

安心するし笑っていられる、それだけで十分です。

 

↓↓「あんたのために」は死ぬほど自分勝手という記事↓↓

witch-of-book.hatenablog.com

 

幸せのその先に

こんなに長い文章を最後まで読んでくださる方がいるのでしょうか。

もしいらっしゃったら、ありがとうございます。

 

私はパートナーと出会い、

結局「自分で」自分を幸せにすることが一番大切なんだと気づきました。

 

だから

 

・他人の言葉に振り回されないで自分で決める、

 

・優しい顔をしていてもいつ掌を返されるかわからないから自分の行動には自分で責任をもつ

 

・どうでもいいやつにやられないために、

常に自分を磨いて強くする

 

この3つを軸に、自分の足で人生を歩いていくことが大事だと思います。

 

そして自分の幸せはパートナーの幸せであり、

友達の幸せであり、恩師の幸せであり、

この文章を読んでくださっているあなたの幸せでもあります。

 

だからこのブログは「おもしろい文字メディア」にしたいし

誰かの役に立ってほしい。

 

その言葉に説得力がないとどうしようもないので、

私の人生について、ちょっとだけお話してみました。

 

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。

あなたは最高の読者です!!

 

 

今回はゴリゴリ自分の意見なんですが、どうかな。。。笑

 

↓↓自分らしさについて↓↓ ※6/22現在一番読まれている記事です!

witch-of-book.hatenablog.com

 

↓↓自分の性格を変えるべきか↓↓

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↓↓強く生きろ!!↓↓

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↓↓「アドバイスと責任について」についてはこちら↓↓

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