「彼氏が稼いで彼女がお料理」?得意不得意で考えるカップル力学
こんばんは、魔女@試行錯誤ブロガー (@korokorokemari) | Twitterです。
あなたと恋人、ふたりの間の「役割分担」は決まっていますか?
でも、求められる「彼女像」「彼氏像」が
自分に当てはまらず困っていませんか?
私はこの役割「○○する側」は、性別ではなく
得意不得意で決めるべきだと考えています。
今回はこのカップルの力関係の考え方について解説します。
- カップルの中の役割
- 男は理系・女は文系
- 全ての男性・女性にとって得意なこと、なんてない
- 「世間の目」か「関係の維持」か
- 世間の目の正当性
- 体験談 あなたとパートナーの新しい役割分担
- まとめ 自分の望みをはっきりさせよう
カップルの中の役割
男性と女性では求めらる役割が違うのは、皆さんご存じだと思います。
例えば
- リードする側
- お金を稼ぐ側
- 支える側
- 家事をしてあげる側
カップルにはいろいろな役割がありますよね。
そしてその役割は基本的に性別に応じて振り分けられていると考えられています。
- リードする側 →男性
- お金を稼ぐ側 →男性
- 支える側 →女性
- 家事をしてあげる側 →女性
- 子育て →女性
男性の方が出世しやすいんだから男性が稼ぐべき!
女性の方が家事に向いているんだから家事は女性がするべき!
みたいなことは沢山ありますよね。
実際「いい彼女」診断のようなものでは
- 彼の部屋を掃除してあげてる?
- 彼に料理を作ってあげてる?
といった質問が含まれることが多いです。
ここには家事は女性がするもの(してあげるもの)だという
メッセージを送ってきています。
しかし本当に家事は女性がするべきものなのでしょうか?
男は理系・女は文系
学生時代を思い返してみてください。
「国語は女子が得意なもの」
「女子は数学が苦手」
「男が本なんて読むなよ~」
なんてこと、言われていませんでしたか?
実は男性の役割はコレ!女性の役割はコレ!という考え方は
カップルだけなくかなり幼い頃から私たちの頭にしっかりと刷り込まれています。
そういった意味ではカップル間での役割を
性別で考えてしまうのも仕方ないかもしれません。
もっと踏み込んでセックスについて考えてみても
「女は性欲を抱くべきではない」といった固定観念は山のようにあります。
このことについては⇒女が性欲を抱くなんて!!けしからん!!と思う人へ - 孤独な私がおしゃべりしたい時間に詳しく書いています。
全ての男性・女性にとって得意なこと、なんてない
ですが全ての男性、全ての女性にとって得意なことなんてありません。
当たり前のことですよね。
喧嘩が強い男性がいれば、裁縫が得意な男性もいるし
料理が得意な女性がいれば、数学が得意な女性もいます。
社会の中では男性も女性も多数いるので
女性の中でもそれぞれの人に異なる役割がありますが、
カップルの場合基本は1対1の関係。
相手が求める役割に応えられるのは自分一人しかいません。
自分を求めてくれる相手の希望に沿わなきゃ!!と考えるのは当然です。
しかし自分の性格に合っていない役割を
無理やり果たそうとするとかなり苦しくなり、
結果的にギスギスしたり関係が歪になってしまいます。
私の方が彼より稼いでるけど、
家事も全部やらなきゃ…
そんな風に考えて、やるべきことに押しつぶされそうになっていませんか?
実は稼ぐより家事の方が得意だけど
男が家事やるなんてなぁ~
なんて思っていませんか?
周りの男友達からもかっこわるいって思われるし…なんて気にしていませんか?
「世間の目」か「関係の維持」か
ここで考えて欲しいのは
「世間のイメージする通りのカップルでいる」ことと
「ふたりの関係を長く続けていく」こと
どちらが大切なのか、ということです。
ここで世間のイメージする通りのカップルでいることが大切だと思い、
パートナーとも合意しているのであれば、
ネットでひたすら情報収集して「いい女」「いい男」像を実現してください。
ですが、ふたりの関係を長く続けていくことが大切なら
自分とパートナーそれぞれの得意不得意を踏まえて、
役割分担を見直しましょう。
世間のイメージ通りでなくて全く構いません。
世間の目の正当性
世間の目というのは基本的には全く根拠のないものです。
以前「40過ぎで結婚していないのはおかしい」を作ったのは誰か - 孤独な私がおしゃべりしたい時間でも書きましたが世間の意見の大半が「私はこんなことをされた!!お前も味わえ!!」という形で作られます。
そこに正しさや理屈は殆ど存在せず、大半は感情に流されています。
あなたとパートナーが素敵な関係性を築くためにどうすればいいか、
という目線で意見をくれる人などもほとんどいないのです。
ですので最終目標が「ふたりの関係性維持」ということであれば
世間の望むカップルの姿と自分たちの関係性が
異なっていても気にする必要はないのです。
体験談 あなたとパートナーの新しい役割分担
新しい役割分担を決めるには、ふたりが生活において何を重視しているのか、話し合うことが大切です。
例えば私にとって一番重要なのはお金と平等性です。
私の収入はパートナーの倍近くありますが、家事も私がやる場合が多いです。
以前は収入に合わせて生活費の比重を配分していましたが、
これだと私が沢山稼いで沢山家事もして沢山生活費払って…ってふざけんな!!!
と爆発。しかも彼が全く家事をせずに私が帰宅するまで外で時間を潰していたので余計怒りが増しました。
その結果
・収入に関係なく生活費は折版
・家事は私の方が得意なのでメインは私(指示係)
・だけど彼も「お手伝い」ではなく「主体として」取り組む
・私の繁忙期は家事メインを代わる
のように形を変形させました。
変形させてからも何度も揺り返しで行動が約束前に戻ってしまいましたが、
その度に話し合い、今はすっかり変化しました。
結果として世間的にはかなり男女の役割が反転したカップルになりましたが、
お互いの関係性は安定してふたりともイライラすることが減りました。
おかげさまで1年半同棲をつづけることが出来ています。
まとめ 自分の望みをはっきりさせよう
男らしさ、女らしさという言葉に惑わされて
彼氏としての役割、彼女としての役割に縛られていませんか?
でもあなたがパートナーとの関係を長続きさせることを望んでいるのなら、
自分とパートナーの得意不得意を考えて役割分担を考えましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
魔女@試行錯誤ブロガー (@korokorokemari) | Twitterでした。
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